「身の丈」起業のすすめを読んで

 

起業するパターンはひとそれぞれ

・「子供のころから社長業に憧れていた」という人は少数派で、「好きな仕事をして、普通の暮らしを送りたい」という漠然とした願望の中で起業を考える人が多数である。

・普通の人が起業する際には、何か立派な理由が必要だと考える節があるが、立派な理由は必要なく、大事なことは現実を直視する勇気を持つことである。

・起業のきっかけで成功・失敗が決まるわけではない。成功した起業家を見ても、起業のパターンや動機は人それぞれである。

・必ずしも、強い意志で起業する人ばかりではない。仕事へのこだわりはあるにせよ、現実と向き合ったときに起業にたどり着いたのである。

・起業の動機も何でもよい。純粋な動機も必要ない。自分に正直であることが必要である。お金が好きな人はお金のために起業し、仕事の納得度に重きを置きたい人は、仕事の納得度を優先すればいい。お金にせよ、それ以外の何らかのやりがいにせよ、自分の「欲」に基づいて起業するのであれば、それは正直な動機であり、正直な動機があれば、逆境にあっても簡単にはくじけない力の源となる。

・起業とは、すぐに始められるようなことから、手をつけていくべきものである。「このままでは、自分の人生に納得がいかない」と思った時が始めどきでもある。自分の人生に不本意を感じるということは、人生について真面目に考えている証拠である。「やれる範囲内で少し試してみようか」という、一歩を踏み出す勇気があるかどうかが、より納得のいく人生を送るうえで必要なことである。