「身の丈」起業のすすめを読んで

 

最初に期間を決めて起業する

 

・「ひとたび起業したら決して後戻りしてはならない」という人もいるが、こういった精神論はあまり役に立たない。軽い気持ちで起業する人もいれば、一大決心して起業する人もいる。起業のときに不退転の決意があるかないかは、うまくやっていけるかどうかとはあまり関係がない。不退転の決意とはモチベーション上のことであり、実際には何事も退却は可能である。起業して、しばらくやってみて、うまくいかない場合はサラリーマンに戻る、というのはよくある話である。起業して失敗した人は、失敗自体が貴重な経験である。

・失敗は残念ながら、どうしても起こることである。失敗をしないということではなく、失敗したら早く切り替えて生活を立て直すスピードの早さも、起業家の重要な能力である。

・起業するときに、「3年で結果が出なければやめよう」というように、見極めの時期を決めておくことは重要である。学校に入るように、3年の間で成果を出すようにやってみて、それでもうまくいかないときは、1,2年の留年はあるにしても、最長でも5年くらいで方針を変更する。「何年かやってみるか!」という程度のコミットメントで始めるのが、気軽に起業するコツである。